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近視抑制治療 点眼アトロピン
低濃度アトロピン点眼薬について
本製品はお子さまの近視進行を抑制するための目薬です。
低濃度アトロピン点眼薬の特徴
- 日中の光のまぶしさに影響を及ぼさないため、サングラスもほぼ不要です。
- 目の遠近調節機能(手元を見る作業)にほとんど影響を与えません。よって近見視力の低下にあまり影響を与えず、近用のメガネも不要と言われております。
- 毎日必す就寝前に1滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法になります。
- 各容器(1本・5ml)は両目用に1カ月間の使い切りになっております。
- 本製品はGMP(医薬品製造管理および品質管理基準)準拠の工場で製造されています。
◆近視の進行が止まるわけではありませんが、少なくとも2年間継続して使用することで何もしない方と比べ近視の進行を軽減できたという報告を基にしています。
このようなお子さまにおすすめです
- 軽度または中等度の近視の方
- 6歳~12歳の学童の方
◆1カ月・3カ月毎に来院し、診察・検査を受けましょう。
◆本治療は自由診療となります。
当院では、低濃度アトロピン点眼薬を1日1回点眼することによって、近視の進行を抑制する治療を行っております。
近視の進行を抑制することが大切な理由

子どもの近視は、主に眼球が楕円形に伸びてしまう(眼軸長が伸びる)ことで、ピント位置がずれることにより生じるケースが多くあります。
近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることがありません。そのために眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行を抑制するためには重要となります。
低濃度アトロピン点眼薬とは
低濃度アトロピン点眼薬は、低濃度(0.01%)のアトロピンを点眼することにより、近視の進行スピードを抑えると同時にアトロピン1%点眼薬のような不快な副作用を回避します。
低濃度アトロピン点眼薬について

シンガポール国立眼科センター(SNEC)の研究によりますと、アトロピンの作用は点眼を2年間継続した後によるものです。
- アレルギー性結膜炎および皮膚炎の報告はありませんでした。
- 眼圧(IOP:lntraocular eye pressure)に影響を与えないとの報告でした。
- 白内障を形成するとの報告はありませんでした。
- 点眼終了後も目の遠近調節機能の低下、また瞳孔がひらき続けてしまうという報告はありませんでした。
- 電気生理学上、網膜機能に影響を与えるという報告はありませんでした。